【9割のオーナーさんが入居者さんが決まらない】

「なかなか、地も見に来てくれない」
「何カ月も空室のまま・・・」

入居者が決まらない状態が続いたら、オーナーさんは困るはずなのに、不動産管理会社に、「今は、こういう時代ですから」「地もなかなか決まっていませんよ」と言われると「仕方ないんだ・・・」と、納得してしまう。

大げさでもなんでもなく、私は、こうして9割のオーナーさんが、入居者さんが決まらない状態を続けて逃していると思っています。

その物件は、立地条件があまりよくないのかもしれません。

また部屋がリフォームもされず、古い設備のままだということもあるでしょう。

でも、オーナーさんは、直接、入居者さんを募集しているわけではなく、お客さんを紹介するのは、不動産管理会社の仕事です。

私は、空室が続いて入居者が決まらないのは、ほとんどが不動産管理会社の責任だと思います。

残念ながら、手数料が多い、あるいは決めやすい物件を優先するため、場所が便利だったり、リフォームをしてあったりする部屋を、率先して紹介する不動産管理会社はまだまだ多くあります。

誰が見ても納得する物件ばかり紹介している不動産管理会社には、「こうしたら、入居者さんが喜ぶ」「ここを変えれば、決まりやすくなる」といった、アドバイスはできません。

自分の手に負えない物件は、「部屋がよくない」「景気が悪い」と、自分以外のもののせいにして終わりなのです。

【場所が良くて家賃が相場でも、入居者さんが決まらないどころか来ない現実】

他と比べて、条件が劣る部屋ばかりではありません。
近年では立地が良くて、設備も整っている、そして、家賃も相場並みなのに、なかなか借り手が現れないという部屋も、少なからずあります。

東京の人気が高い地区以外では、ほぼ全国でそうした物件があるとリビンマッチるでしょう。

なぜ入居者さんは、一般的に見た「よい部屋」なのに、来ないのでしょう。

その理由も、不動産管理会社にあります。

「部屋を借りよう」「引っ越そう」と思う入居者さんは、必ず、インターネットで事前に情報をチェックします。

インターネットの、不動産情報サイトを見る人たちは、ほとんど全員が、次の順に検索します。

①住みたい地区をいくつか選ぶ
②家賃水準、駅からの距離、広さ、部屋の方角や駐車場などの細かい条件を入れて、物件をふるいにかける
③出てきた物件を、上位から順番にチェックし、希望に近いものを選ぶ

こうして比較されるとき、優位に立てるのは、検索上位に現れる部屋です。

競争が激しい地域で、100件も200件も、似たような物件があったら、上から順に20件くらいしか見てもらえないでしょう。

さらに、物件の外観、部屋の様子や設備がよくわかり、周辺商業施設など、自分が住んだときの様子がイメージできるような、明るく、はっきりとした画像が掲載されていなくてはなりません。

薄暗くてぼやけた画像が数枚だけでは、誰も「ここに住みたい」と思わないのです。

実はインターネットの不動産情報サイトのいくつかは、画像の数が一定数を超えていると、上位表示してくれます。

そんなことも知らずに、片手間に撮った写真を数枚、掲載するだけで、せっかくの部屋を「経済環境が悪いから」としてしまうから、入居者さんが集まらないから決まらないのです。

【不動産会社は千差万別】
もちろん、こうした不動産管理会社ばかりではありません。
オーナーさんのことを考えお互いによくなろうと努力を続ける会社もあります。

それはどの業界でも一緒でしょう。

しかし、私が耳にした悪い不動産管理会社の例をひとつあげましょう。

自分が住む場所から離れた土地に、アパートー練を持つ、オーナーさんから聞いた話です。

あるとき、部屋がなかなか埋まらない上に、退去者が続出したため、どうしてそうなのか、不動産管理会社に理由を聞いたそうです。

ところが、何回連絡をしても、担当者は「厳しい時代なんですよ」「今年はどの不動産業者さんも、お客さんの来店が悪いみたいですね」と、のらりくらりとかわすばかり。

「物件の様子が見たいから、写真を撮って送ってくれ」と言っても、「担当者が外出中」などと言われ、数カ月もかかります。

いい加減、業に煮やしたオーナーさんは、あるとき、不動産管理会社に事前に連絡をせず、自分の物件を見に行ったそうです。

すると、疑念が的中し、共同ポストのまわりにはチラシが散乱し、廃棄された家具まで置いてあり、見るからに「荒れ果てた様子」になっていたそうです。

そこで、不動産管理会社に電話をし、「今から物件を見に行くから」と言って、自分の物件の側に車を止めて、しばらく待っていました。

30分もしないうちに、あわてた不動産管理会社の社員が到着し、せっせと掃除を始めたそうです。

もちろん、このオーナーさんは、すぐに不動産管理会社を変えたそうです。

さて、入居者が決まらないことで、賃貸を辞めて不動産売却を検討している人も少なくないでしょう。

不動産売却をするには、まずは業者に査定依頼をすることから始まります。

査定依頼をするときのポイントは複数社にお願いをすること。

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